Introduction
「喪主の練習がしたいの。」
という母の突拍子もない発言から、急遽お葬式の練習をすることになった家族が紡ぐハートフルお葬式コメディ。歳を重ねるごとに確実に少なくなっていく、愛する人たちと過ごす残り時間。その時間の大切さを、そんな大事な人たちと。
あらすじ
喪主の練習がしたいの。あなた、付き合って。

ある日突然、「喪主の練習をしたい」と言い始めた母。ご近所さんのお葬式がグダグダで、本当に酷かったらしく、「自分が喪主をする時に、ああはなりたくない」と、近所の葬儀屋と手を組んで、一からお葬式を学んでいく。

「なんで俺が先に亡くなる前提なんだ!」と怒りながら白装束をまとう父、親になかなか言い出せない秘密を抱えた姉、大学受験を辞めようとしている弟。

バラバラの方向を見ている家族が、やる気が空回りする葬儀プランナーの指示のもと、お葬式のリハーサルをやらされることになるのだが……。

誰もが一度は経験するだろう”お葬式”についてちょっと詳しくなれる物語。
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潤色・演出:土田英生 コメント
喜劇と悲劇は表裏一体で、同じ物事でも見方によって変わってしまう。そんな面白さを描いた赤松 新さんによる台本を、出演者と演出に合わせて私は少しだけ潤色させてもらいました。
石野真子さんをはじめとした本当に多彩なキャスト。魅力あふれる空間を創り上げたいと意気込んでいます。近くにいるからこそ見えないことが浮かび上がる喜劇。ご期待ください!
脚本:赤松 新 コメント
今までお葬式の経験が数度ありました。毎回そこで気になってた事が、今回のお芝居を書くにあたり調べてみて、「へ~」とか「ある程度決まってるのね」などなどスッキリしました。葬式を練習する家族をご覧いただき、帰る頃にはお葬式についても少し知れるお得感もございます。
是非とも舞台をご覧いただき、楽しんで頂けましたら幸いです。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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